2011年8月1日(月) 曇り
購入したSONYのラジオを聞きながら、ベビーリーフたちの草取りをした。ハクサイ(お黄にいり)やロメインレタス、コスレタスが結構大きくなっていた。ハクサイ(サラダ)用の畝を整理し、直播していた分の一回目の間引きをした。カボチャ(雪化粧)のつる直しをした。あっという間に伸びていた。
2011年8月2日(火) 晴れ時々曇り
ズッキーニ(オーラム)に、雌花が付いたが、受粉しているかわからない。雄花は、九時ごろまでしか開花していないらしいが、そんなに早くは畑に来ていないので、人工授粉はできない。虫頼みだ。ハクサイ(サラダ)の育苗していた分を、定植した。太陽が照り付けて、汗がボタボタ落ちた。しばらく雨が降っていないので、植え穴に水をたっぷり染み込ませ、苗にも灌水してから定植した。
2011年8月3日(水) 晴れ
トマト(アイコ、イエローアイコ)に手を立てた。生育遅れで駄目もとで移植したアイコたちも、そこそこ育ってきた。カボチャ(白い坊っちゃん)も、ツルの誘引をするようになった。だが、別の畝に植えたカボチャ(坊っちゃん)のほうは、そんなに育っていない。同じ畝のキュウリ(シャキット)も、生育が悪い。多分、畝を作るときに、盛土切土になってしまったのかもしれない。インゲン(サクサク王子)の寝ている株に手を立てた。サクサク王子は、やっぱり手が必要だ。そのサクサク王子を、スイートコーンの電子レンジ用湯で器で茹でてみた。一回目のチンでは少し生だったが、二回目で完全に茹で上がった。午後は、ジムへ行った。
2011年8月4日(木) 晴れ
午前中病院へより、昼から畑に行ったが、暑すぎて作業できず。三時過ぎからスイートコーンの除房やキャベツ(グリーンボール)、サクサク王子、ビックリジャンボインゲン、絹さやえんどう(成駒三十日)、スティックセニョールの収穫をした。途中、やたらまとわりつくアブがいた。意を決して捕まえてやろうと手を伸ばしたら、いずこへと逃げていった。
2011年8月5日(金) 曇り時々小雨
えりも小豆が売れた。パンを購入している寺島さんが、パンの中に入れたいと買ってくれた。若干小雨が降ったので、畑起しをした。土がぬれるほどの雨ではなかったが、ある程度土ぼこりを抑えてくれた。お盆までに播かなければいけないダイコンの畝を立てることができた。ベビーリーフたちが順調に育ってきている。
2011年8月6日(土) 晴れ
土曜市の日だ。長崎屋の駐車場から、コンテナとテーブルを台車に載せて運んでいるが、大分高くなってそろそろ限界だ。今回初登場のインゲン(サクサク王子)が売れ残った。ベビーリーフや二十日大根(レッドチャイム)、レタス(マザーグリーン)、ビックリジャンボインゲンは売り切ったが、写真に写っているのが売れ残り。
2011年8月7日(日) 晴れ
しりべしなんでも百姓くらぶ主催の15回目の「ファーマーズチャリティーコンサート」が滝下農園の納屋でおこなわれた。入場料は無料で、受付に「福島の子らに」のカンパの箱が置かれ、結局、八万何がしかのお金が集まり、福島の子どもたちを受け入れている団体に寄贈された。コンサートは飛び入りも多く、四時過ぎまで続いた。また、外では百姓くらぶ屋台村が立ち並び、美味しいものがたくさん並んだ。
2011年8月8日(月) 晴れ
今週中に雨が降りそうなので、カブ(あやめ雪)と二十日大根(レッドチャイム)を播種した。二十日大根の白いほう(雪小町)は売れないから今回パス。雨が降ると、ジャガイモ(さやあかね)が二次生長しそうなので、試し掘りしてみた。まだ二次生長も空洞果もないので、地上部は刈った方がよさそうだ。インゲン(サクサク王子、ビックリジャンボインゲン)、絹さやいんげん(成駒三十日)、スティックセニョール収穫。
2011年8月9日(火) 晴れのち曇り
ゴーヤー(大宝吉)のツルの整理をしていたら、ゴーヤーに小さな赤ちゃんが。ベビーリーフ候補を播種。スイスチャードを多めに播いた。ジャガイモ(さやあかね)を若干収穫。スイートコーン(ゴールドラッシュ)に最後の追肥を鶏糞でした。
2011年8月10日(水) 晴れ時々曇り
午前中は、ビックリジャンボインゲンとインゲン(サクサク王子)を収穫(ズッキーニも黄色いのを一本)。福島の子供たちを受け入れているニセコと蘭越に、手伝いに行く安斉さんに届けてきた。午後はジムへ。帰りにイオンへ寄り、野菜の値段の偵察をしてきた。ジャガイモはひとつ38円だが、4つ入った袋では198円になる。ニンジンは一本48円なのに、四本入り袋では198円。よくわかんない。キャベツは小ぶりのが100円。なるほど。
2011年8月11日(木) 晴れ時々曇り
スイートコーン(ゴールドラッシュ)のひげが黒くなっているのが二三本あったので、そのうちの一本を試食した。長さも二十センチに届かず、粒も小さい。鶏糞の追肥をしたが、その後雨がほとんど降らなかったので、チッソが効いていないようだ。これでは一本百円で売れない。ただ、甘さは十分。絹さやえんどう(ゆうさや)の移植をした。ゆうさやという品種は、赤花なのでたのしみ。昨日収穫したジャガイモ(さやあかね)を洗ってみた。きれいな赤になった。キュウリ(フリーダム)を始めて収穫した。このフリーダムという品種は、側枝がどんどん伸びてくるので管理が大変だ。間違って、二株ほど親を切ってしまった。側枝は二枚ほど葉をつけてカットすると説明書にはあるが、混んできたら、何がなんだかわからなくなる。
2011年8月12日(金) 晴れ
来週が雨がちだとの予報に接して、慌ててダイコンの畝立てをした。昨年は、ダイコンの播種が少し早かったので、大きくなりすぎて困ってしまった。その反省を踏まえて、のんびりしていた。雨が降ると、ジャガイモ(さやあかね)が、二次成長してでこぼこになったり空洞果になったりする恐れがあるので、茎をすべて切断した。キャベツ(グリーンボール)を収穫。
2011年8月13日(土) 晴れ
土曜市の準備で、朝五時から動き回った。ベビーリーフは、いつもより多めに収穫。氷水に浸してスタンバイ。今回、初めてズッキーニ(ダイナー、オ−ラム)と茎ブロッコリー(スティックセニョール)を出品したが、数が少なくてすぐに売り切れた。みんな満遍なく売れたが、唯一キャベツ(グリーンボール)が一個も売れなかった。キャベツは使い道もあるし、日持ちもするので別に売れ残ってもいいが、結構手間がかかっていることを思うと釈然としない。
2011年8月14日(日) 雨
午前中は、お盆のお墓参りでお寺へ。昼前に畑に来てみると待ちに待った雨が降ってきた。早めにお昼を取っているとやがて本降りに。雨の中、畑を見回ってみると、野菜たちは息をついたように生き生きとしている。レタス(サウザー)も、水滴をつけていかにも水も滴るといった感じ。こないだ播いたベビーリーフたちも芽が出てきた。二日前に茎葉を切断したジャガイモ(さやあかね)は、きれいに枯れ上がっていた。
2011年8月15日(月) 曇り後雨
午後から雨との予報なので、午前中にダイコン(耐病総太り)ハクサイ(雪風)の播種と、レタス(マザーグリーン、サウザー)の移植をした。雨間じかの湿気の多い中、作業を急いだので、汗がボタボタとメガネのレンズに落ちて溜まった。ダイコンは、昨年は一粒播きにして、多すぎて困ったので、今年は二粒播きにした。レタスは、収穫した後に移植したが、連作障害が出ないか心配だ。昼過ぎから予報どおり雨になった。
2011年8月16日(火) 雨
雨も三日続くとありがたみも薄くなる。でも、キュウリやブルーベリーたちは、雨が降って生き返ったようだ。草刈りがしたかったが、雨が降り止まないので、小降りになった時に、インゲン(サクサク王子)、キュウリ(フリーダム、シャキット)、スティックセニョール、ズッキーニ(オーラム)の収穫をした。サクサク王子は、取り遅れてかなり大きくなっているものもあった。
2011年8月17日(水) 曇り時々晴れ
雨上がりの草刈りタイムなので、草刈りに明け暮れた。えりも小豆に莢がついてきた。ホクト大納言のほうは、まだ花ざかりなのに。りんごの木に小さなりんごが赤くなっている。でも結局は虫にやられることになる。スイートコーン(ゴールドラッシュ)、ヤングコーンとともに収穫。実は先まで入ってきたが、やはり長さが足りない。20センチは欲しいところなのに17センチぐらいしかない。しばらくは自家用にしよう。
2011年8月18日(木) 晴れのち曇り
三日前に播いたダイコン(耐病総太り)が芽を出していた。遅く播いたインゲン(サクサク王子)に手を立てた。ビックリジャンボインゲンをたくさん収穫した。ちょっと硬いかもしれない。午後は草刈り。ここでアクシデントが発生。ハンマーナイフモアが壊れた。カバーをはずすと、ベルトが外れていたり、切れていたりした。クボタの人に来てもらい、見積もりをとることにした。前から歯の方も三本ほど欠けていたので、それも一緒に見積もってもらうことに。全部直すと十万円以上かかりそう。ベルトだけでも四万円以上かかるのではないかという。大変な出費だ。
2011年8月19日(金) 晴れ
クボタから借りた草刈り機で草刈りを続行。軽くて小回りが利いて流石に便利だ。だが、デモ機なので18万(定価は28万)にまけとくといわれても、手が出ない。乗用草刈り機で型落ちのが55万(高いのは百万以上)といわれても、高嶺の花。ラズベリー(インディアンサマー)の根元から新しい枝が出ていた。ベリー類をもうすこし増やしたら、いい草刈り機は必要かも。ジャガイモ(男爵)を掘った。
2011年8月20日(土) 晴れ一時雨
土曜市にカブ(あやめ雪)、スワン)と葉ダイコンを、久しぶりに出した。葉ダイコンは売り切れたが、カブは、肌がガサガサで見栄えが悪かったので、流石に一つ売れ残った。葉ダイコンや小松菜は、虫にやられて夏は出せなかったが、トンネルでもして作るのもいいかな。ジャガイモが売れた。さやあかねは完売で、男爵も一つ残しただけ。来週は北あかりも掘ろう。
2011年8月21日(日) 晴れ一時雨
秋らしい天気になってきたと思ったら、昼ごろ見る間に黒い雲が広がり、雨を落としていった。カブ(スワン)と二十日大根(レッドチャイム)を播いた。土壌水分がたっぷりあるので、すぐ生えてくるだろう。キュウリ(フリーダム)、スイートコーン(ゴールドラッシュ)を収穫。昼に、ベビーコーンを収穫。すぐにむいて焼きそばに入れて食べた。こればかりは、スイートコーンを作っている人の役得だ。
2011年8月22日(月) 晴れ時々曇り
ハンマーナイフモアの修理も終わり、三万弱の出費となった。クボタからお借りしていた草刈機も返さなくちゃならないので、ガソリンがなくなるまで使い切った。ミズナ(京みぞれ)、小松菜(菜々美)、葉ダイコン(葉美人)を播種、久しぶりにべたがけした(虫予防)。ニンジン(ベータリッチ)を初収穫。大きさもまちまちだが、少し割れができているところがあり、どんどん抜いたほうがよさそう。
2011年8月23日(火) 曇り
日照がなく気温も低かったので、芋掘りをした。並べてみると一目瞭然だが、さやあかね=赤、男爵=白、北あかり=黄と、彩りも良い。来年はジャガイモの面積をもうすこし増やし、メークインも植えよう。ゴーヤーの雌花がなり始めた。夕方から、ニセコで福島のこどもたちを夏休みの間引き受けているところへ、カンパの野菜を届けるために、インゲン(サクサク王子)、キュウリ(フリーダム)、スイートコーン(ゴールドラッシュ)を収穫した。
2011年8月24日(水) 晴れ
枝豆(青鶴の子大豆)に莢がつき始めた。でも、収穫まではまだ、一二週間かかりそう。別に畑に植えたインゲン(サクサク王子)が花盛りだ。これも、莢を収穫するまでは先が長い。カボチャ(雪化粧)のツルが、ハクサイの畝をまたいでいる。午後からは、いつものようにジムへ行った。
2011年8月25日(木) 晴れ
二十日大根(レッドチャイム)が芽を出していた。スイートコーン(ゴールドラッシュ)が三四本、アライグマか何かに食われていた。もしや本物の熊では。アライグマでも困ったもんだ。ニンジン(ベータリッチ)を収穫した。腐れが多く、販売できるのは半分以下。雨の前に掘るべきだった。販売できないものは、一部は悪いところをとってジュースにしたら、とてもニンジンとは思えない甘さだった。悪くなっているところも、腐ってきたいうより完熟してとろけたといったほうがいいような状態だ。来年は、順番に播種していつも販売できるようにしたほうがいい。
2011年8月26日(金) 晴れ一時雨
リーフレタス(マザーグリーン)の販売予定だったものが、トウ立ちしてしまった。これでは売れない。急遽、この次に播いたものを出すことにした。明日は土曜市なので、今日は作業小屋に泊り込みだ。葉ダイコンとアゲを一緒にめんつゆで炊いた。それをさかなに、ニッカのシングルモルト『余市』を飲んでいると、夜空には降ってくるような星影が。外に椅子を持ち出して、しばしモンゴルの遊牧民になったような感慨にふけった。
2011年8月27日(土) 晴れ
朝五時からおきて土曜市の準備。今日は、ニンジン(ベータリッチ)をはじめ、キュウリ(フリーダム)、ダイコン(ころ愛)など初めて出すものが多い。いつものように、十一時開始と同時に、ベビーリーフがどんどん売れてゆく。三十分で大体のものは売れた。ニンジン(ベータリッチ)は、全部売り切れたので、もう傷んだものしかない。来年は、順々に出せるようにしよう。
2011年8月28日(日) 晴れ
ゴーヤー(大宝吉)が、いくつか受粉したらしく、大きくなってきた。ブロッコリー(ハイツSP)も、大きくなってきた。午後、前の職場の関係でお付き合いのあった寺下夫妻が来園。夕方、日が翳り始めて、二十日大根(レッドチャイム)を播種した。
2011年8月29日(月) 晴れのち曇り
ベビーコーンを収穫。一部はお昼の焼きさばに入れて食べた。午後から曇ってきたので、ジャガイモ(さやあかね)掘りをした。日照のあるうちは無理だ。キュウリ(フリーダム、シャキット)、ビックリジャンボインゲン、インゲン(サクサク王子)収穫。ビックリジャンボインゲンは、後から植えた数株から、また少しだが収穫出るようになった。来年は、すこしずつずらしながら播く必要がある。
2011年8月30日(火) 曇り時々晴れ
日が照らないうちに、ジャガイモ(男爵、北あかり)を収穫。大根(ころ愛)を一本だけ収穫。一番大きいやつを抜いたので、かなりでかい。この調子だと、残りのダイコンもすべて収穫適期のようだ。レタスを収穫。雨が近いので、置いとくと腐敗病でとろけてなくなってしまう。絹さやえんどうはあずみ野三十日が収穫できるようになった。インゲン(サクサク王子)は、遅く植えた分からも、わずかだが収穫できた。
2011年8月31日(水) 曇り
インゲン(サクサク王子)の後に植えたほうが、いまや花盛りで、蜂が蜜を集めていた。若干収穫もしたが、探し出すのが難しい。カボチャ(雪化粧)が、ハクサイの畝を我が物顔で横断している。昼は、畑でできたキュウリ(フリーダム)とトウが立ちかかったレタス(マザーグリーン)を挟んで、サンドウィッチにした。午後は、いつものようにジムへいった。